(第3巻)
神話時代から、日本では労働が美徳だった。
それがいま、牛丼店「すき家」を
見るまでもなく、
若者いじめがここまで進んでいる!
PDF版■「社会の裏側!」 3
~なぜ外食企業にブラックが多いのか~
The social backside3
山田博士・著
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神話時代から、日本では労働が美徳だった。
それがいま、牛丼店「すき家」を
見るまでもなく、
若者いじめがここまで進んでいる!
PDF版■「社会の裏側!」 3
The social backside3
山田博士・著
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(下記は、山田本人からの、挨拶です)
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。
★本書の概要
この日本では、神話の時代からすべての神々が「労働者」でした。
これは、欧米人たちの目から見れば、とても信じられないことでし
ょう。
日本人は大昔から、仕事を尊(とうと)び、自分の仕事を極(き
わ)めることこそが、自分を高め、しかも家系の発展にもつながる
と信じてきたんです。
だから、ふだんの労働に汗を流して来た。
「労働が美徳」……これこそが、日本の伝統であり、日本の原点で
もあったんですね。
ところが、最近、「労働が美徳」がヘンな形で表面に出され、陰湿
な形で従業員たちを苦しめる企業が現れた……。
その一つに、あの牛丼チェーン店の「すき家」があります。
この牛丼店を運営する株式会社「ゼンショーホールディングス」は、
売上高が4029億円(2012年3月期、連結)。
そして、売上高構成比率(連結)は、牛丼カテゴリーが44.4%
を占めているんですね。
これらの外食企業の場合、ほとんど手当なしの、「名前ばかり店長」
などの肩書きを、非正規社員にさえ与えて、酷使(こくし)してお
ります。
調べれば調べるほど、これらの外食産業にはそういうようないわゆ
るブラック企業がじつに多いことに、ぼくなど改めてあ然としてお
ります。
なるほど、労働基準法の32条では、1日で8時間(1週40時間)
を超える労働を禁じておりますが、「へえ、良かったね」なんては、
とても言えません。
なぜなら、これは建前(たてまえ)で、ちゃんとこのような抜け道
があるんですね。
それは……。
どうぞ、今後の「社会の裏側!」シリーズを、お楽しみに!
★目次
概要
目次
プロフィール
(はじめに)
(第1章)アベノミクス……じゃなく、本当のところは「アベノリ
スク」じゃないのお……
(第2章)じつは、「世界にもっとも良い影響を与えている国」の
トップは、 なんと日本なんですね……
(第3章)ところが、最近、「労働が美徳」がヘンな形で表面に出
され、陰湿な形で従業員たちを苦しめる企業が現れた……
(第4章)「すき家」の企業のホームページには、なんと、こう書
いてあった……
(第5章)外食産業には、このようなブラック企業がじつに多い。
従業員が不健康な外食店が、客に健康な食べものを与えられるか……
(第6章)鶴田浩二さんの「傷だらけの人生」という歌、ご存じで
すか。そう、何から何まで真っ暗闇よ……という歌を……
(第7章)じつは現在は、全世界の人を十分にまかなうだけの穀物
が毎年収穫されているんです。なのに……
(第8章)肉食を進めれば進めるほど、こうした飢餓状態の人たち
が増えることを、ぜひ知ってほしい。その意味で、この牛丼店「す
き家」の事件が語るものは大きい……
(最後にひとこと)
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●全26頁(各巻とも短文でまとめていますので、サッと読めます)
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